十勝について

 十勝は北海道の南東部に位置し、面積は岐阜県とほぼ同じ、大阪府の約6倍の広さを有します。1市16町2村で構成され、人口は約36万人。十勝の食料自給率(カロリーベース)は約1100%(約400万人の食を生産)もあり、日本最大の食料基地としての役割が期待されています。
 十勝の開拓は、明治16年(1883)年、晩成社(静岡)による開拓団の帯広への入植に始まりました。以来120年余り、十勝は寒冷な気象条件にありながらも恵まれた土地資源を活かして、近代技術の導入や土地基盤整備をはじめ、農業を主要産業として栄えてきました。